8月1日(土)、ついに公開を迎えた『サマーウォーズ』。
各地の劇場で満席が相次ぐ中、新宿バルト9にて神木隆之介さん、桜庭ななみさん、富司純子さん、細田監督が登壇し舞台挨拶を行ないました。
構想3年で本作を完成させた細田監督は「ようやく皆さんにお見せすることが出来ました。明るい映画だったので現場も笑顔が絶えることがなかった。この瞬間をみなさんと共有できて幸せです」と、感無量の様子。
アフレコは何度か経験済みの神木さんは「食卓のシーンなど出演者30人が集まって一気に録りました。現場の暖かい空気が映画からも伝わってくると思います」と自信のほどを語り、「(映画を観終わったら)皆さんでご飯を食べながら映画のことを話して欲しいです」とコメント。
また、自身が演じた夏希をイメージした白いワンピースで登場した桜庭さんは「夏希という大切な女の子の声を担当させていただけて、本当に幸せでした。そして、今日、こんなに沢山のお客さんが集まってくれて幸せが2倍になりました。映画を見て、思わず故郷の鹿児島に電話しました。家族への感謝に気づかされる作品です」と語りました。
今回声優に初挑戦された富司純子さんは「こんな素敵な作品に参加させていただき幸せに思っています。初めてでしたのでちゃんと出来ているのか不安でしたが、皆さんに支えていただきました」と感謝の言葉を述べました。
そして、映画にちなみ“夏に挑戦したいこと、やりたいこと”を聞かれると「今ハマっているギターを一生懸命練習したい」(神木)、「鹿児島で家族とスイカ割りやバーベキューをしたい」(桜庭)、「日頃バタバタしているので、長野で本を読みながら静かに過ごしたい」(富司)と思い思いのプランを明かしました。
さらに8月5日からスイスで開催される、ロカルノ国際映画祭コンペディション部門に日本のアニメーションとして初選出されたことついて、監督が「ビックリしましたが、日本の田舎の家族の物語を、世界中のみなさんにどう受け止めてもらえるかが楽しみです」と、抱負を述べると、3人は「おめでとうございます。これをきっかけに、全世界の人に映画のメッセージが伝われば」(神木)、「スイスは私も大好きな国。是非頑張ってきてください!」(桜庭)「日本の技術の高さをアピールしてきてください」(富司)とエールを送りました。
『サマーウォーズ』は8月13日より韓国で100館以上の公開が決定、ロカルノ国際映画祭でも受賞が期待されています!