いよいよ8月11日(火)に、時かけのOAなわけですが、
ちょっと業務連絡。
日テレの高橋Pから、土曜日にこんなプレスリリースが送られてきた。
「時をかける少女」が、8月11日(火)に細田監督特別編集版でいよいよ登場
現在大ヒット公開中「サマーウォーズ」の細田守監督の前作「時をかける少女」が、8月11日(火)よる8時より、日本テレビ系で放送されます。
「時をかける少女」は2006年夏、単館公開からスタートするも口コミでロングランヒットとなり、国内外の映画賞を多数受賞したアニメーション作品です。
主人公たち高校生の心理を瑞々しく描き、多くの人々に愛される作品となっています。
この作品で一躍注目を集めた細田守監督を初めとして、キャラクターデザイン・貞本義行、脚本・奥寺佐渡子など「サマーウォーズ」の主要スタッフが手がけた、珠玉のアニメーション映画です。
今回の放送は、細田監督による特別編集版。
今まで「時をかける少女」は地上波で2回放送されていますが、 今回は細田守監督自らが編集を監修しています。
制作者自身がTVフォーマットに合わせた構成を行なうことで、初めての視聴者だけでなく作品のファンも納得できる独自の編集版となっています。
「今回のTV放映にあたり、劇場とは違う時間の流れを意識して、自ら再編集にあたりました。ぜひご覧くださいませ」(細田守監督)
「独自の編集版」ってどういうことか、中の人も良く把握していないんだけど、とりあえず気になるね。
実は土曜日は、取材に向かう細田監督と同じ車で移動。
ついでにスイスのロカルノ国際映画祭への出発直前ということで、公式ブログ用にちょっとコメントをもらってきました。
- ロカルノ国際映画祭ってどんな映画祭なんですか?
たしか僕が好きな市川準監督も「トニー滝谷」で入賞されているんじゃなかったかな。
僕も出品が決まるまでは、どんな映画祭かあんまり意識したことはなかったんだけどね。
- 日本のアニメ作品のコンペ出品は、ロカルノでは当然初になると思うんですが
ロカルノに限らず、国際映画祭の一般コンペ部門に日本のアニメーションが出るのって、なかなか珍しいですよね。宮崎さんや押井さんの作品ぐらいって印象ですから。
ロカルノに限らず、映画祭のコンペにノミネートされるだけでも光栄なことなんですよ。
- 現地は「マンガインパクト」と称して日本アニメの大特集がされてるみたいです
ロカルノ映画祭に参加される方は、日本の歴史的なアニメーションを期間中ずっと観られるわけだね。日本アニメの文法というかリテラシーをより持ったお客さんが多いだろうから、その中でサマーウォーズが上映されるのはホントに緊張しますね。
- コンペとなると、当然結果が気になっちゃいますね。
いやいや、確かにコンペの行方が皆さんは気になるだろうけど、それよりもね、今回はワールドプレミアなんですよ。先日訪問した韓国でも上映されたけど、プレスとモニターのお客さんの試写だったから、ワールドプレミアじゃないんだそうですね。
つまり8月12日のロカルノがワールドプレミアになるんですね。サマーウォーズという作品と、その中の田舎の家族をロカルノのお客さんがどう見るのか非常に興味があります。楽しんでもらえるといいなあと思ってます!
- 一般のお客さんが国外で最初に観る機会っていうことですね。
そういうことです。
今まで初号や完成披露試写、初日があって、初日が今まで一番緊張しましたけど。
さらにワールドプレミアで、初めて世界の人の目に触れるわけですからね…やっぱり緊張します。
- ちなみにレッドカーペット歩いたりするんですか?、タキシードとか?
いや、ドレスコードは無いらしいよ…かなり気楽らしいです(笑)
- じゃあ、がんばってスイスに行ってきてください!
その後あった取材というのはコレ。
都内のカフェにて。
CIRCUSという雑誌の「FACTORY_A」の対談。
ロンブー田村淳さんの連載コーナーです。
この対談が掲載されるCIRCUS(KKベストセラーズ)は9月4日売り。
雑誌だけではなく、CSでも放送されるのだとか。
OAは9月6日(日)17:30〜18:00です。再放送の日程などは上記URLにて。