すでにニュースなどでは報じられてますが、サマーウォーズが第13回文化庁メディア芸術祭の大賞を頂きました!
3日に行なわれた受賞作の発表記者会見に行って来ました。
↑は記者会見場、なんか人で満杯だ。
今年の応募作の傾向や先行について話があったあと、受賞作が各部門ごとに紹介されていきました。
アニメーション部門の番が来て、大賞のサマーウォーズが紹介される。
文化庁からは「日本が今世界に誇る手描きアニメの最高峰であるということで、最上級の評価を得ました…」云々といったコメントがされていた。
↑、そして細田監督が登場。
受賞のコメントをする監督。背後では健二が最後のエンターキーをプッシュ。
こんな感じのコメントです。ほぼ全文。
細田 「みなさんどうもありがとうございます。サマーウォーズの監督をやりました細田守でございます。この度はメディア芸術祭アニメーション部門の大賞をいただきまして非常に光栄に思います。
この作品を一言で言えば、「インターネット上の世界的な敵と戦う、日本の田舎の親戚の物語」でして、「家族アクション映画」と言いますか、親戚がアクション映画の主人公になるという、なかなか珍しい映画ではないかと思います。
一方で制作の途中では「親戚が主役の映画なんて誰が見るんだろう」という不安があったことも憶えております。オリジナル脚本によるこういった映画を制作するチャンスが今の日本のアニメーション業界には少ない状況にあると思います。そうした状況の中で、映画としての面白さのためにあえてチャレンジした訳ですけれど、そういう面も評価していただいて非常にありがたいなと思っています。
不況のせいもあり、アニメーションの本数が減ったり、企画自体が保守的な方向に向かいつつある今、この作品のチャレンジ精神、心意気を認めていただいて、本当にうれしく思います。
本日はどうもありがとうございます」
この日の会見ですが、他の部門も含めてこのページが一番詳しいみたい。
細田守監督も駆け付けた 第13回文化庁メディア芸術祭(ascii.jp)
受賞者自身で会見場に来てたのは、「ヴィンランド・サガ」の幸村誠さん。
会見のラスト、二人並んで写真を撮られてた。
幸村さん良いキャラでした。(会見の席でモノマネをやってて、度肝を抜かれたw…)
記者会見終了後の控室。
幸村さんと細田監督、お互いに記念写真を取っている。
↑の状態が、こんな写真になりました。
そして、これが大賞の受賞通知。読めるかな?