7月7日の完成披露試写、終了しました。
当日来て頂いた方、どうもありがとうございます!
すでにニュースサイトなどいろいろ上がってますね。
とりあえず、まとめを貼っておきます。
富司純子:声優初挑戦に菊之助が助言 神木、ななみにも感謝 アニメ「サマーウォーズ」(まんたんウェブ)
桜庭ななみが浴衣でヒット祈願!『サマーウォーズ』完成披露(日経トレンディネット)
桜庭ななみ&神木隆之介が浴衣姿で登場 - 『サマーウォーズ』完成披露試写会(マイコミジャーナル)
期待高まる『サマーウォーズ』/ 完成披露試写、開かれる(WEBアニメスタイル)
夏の超話題作『サマーウォーズ』舞台挨拶。神木隆之介、桜庭ななみらがヒット祈願!(ASCII.jp)
神木隆之介、役作りの参考は「自分」。細田守監督「サマーウォーズ」完成(eiga.com)
神木&桜庭『サマーウォーズ』七夕で託した願いは?(MovieWalker)
16歳の注目美少女・桜庭ななみ、初々しい浴衣姿で登場!素顔はおねだり上手!?(シネマトゥデイ)
映画『サマーウォーズ』ヒット祈願!スタッフ&キャストが、真田幸村軍団を率いて浴衣出陣式!(CINEMA TOPICS ONLINE)
神木・桜庭が浴衣で登場 七夕に大ヒット祈願 ―映画『サマーウォーズ』完成披露―(テレビドガッチ)
神木隆之介、桜庭ななみが浴衣姿で自信の夏休み映画をアピール!(MOVIE COLLECTION)
映画「サマーウォーズ」完成披露試写会――細田守監督とメインキャストが登場(ピクシブ通信)
神木隆之介、役作りは「自分を参考にした」(ぴあニュース)
まとめるのに手間取ってしまいましたが、以下、この日の顛末です。
写真がかなり沢山なので注意です。
7日の午後、ここは西新宿の東京ヒルトン。
神木くん、桜庭さんや富司さん、そして監督はいろんなメディアの取材対応をやってたのです。
監督は取材の合間に、プレゼント用のサインを書いている。
一枚一枚、ちゃんと絵を入れてます。
すこしずつ絵柄を変えてたりして。
この短冊については後述。
↑、仮ケンジアバターがリスや狸というより、猫っぽいですw
向かいの部屋では、NNN系列局用のビデオ撮影なんかも行なわれている。
なんとも慌ただしい雰囲気。
ブログの中の人はここでお別れ、バルト9に向かいました。
こちらは新宿バルト9、そろそろ開場時間という頃。
だんだん人が多くなってきてます。
↑なーぜか角川関係者がカメラ目線で写っているw
いよいよ開場。
続々と入場してきます。
この日は七夕なので、浴衣の人も多かった。
こちらは関係者の受付。
初号の時に来れなかった人など、スタッフも見に来てました。
会場の中、ほぼ埋まってます。
前列2席は、カメラマンなど取材関係者でいっぱい。
いよいよ舞台挨拶がスタート、
陣太鼓がドンドンと鳴らされ、赤いヨロイの人たちが入ってくる。
↑の人たちが「上田城甲冑隊」のみなさん。
そして、舞台に富司さん、神木くん、桜庭さんと細田監督が登場。
みなさん浴衣姿だ。
舞台挨拶が始まります。
ほぼ全文を下に書き起こしたので、興味ある方はどうぞ。
− それではみなさんからメッセージを頂きたいと思います。
神木 「小磯健二役をやらせていただいた神木隆之介です。お暑い中、足を運んでいただき有難うございます。このサマーウォーズという映画は、作品に携わってきた人たちの自信作になっています。この映画の中には、諦めない気持ちや人を全力で守ることなど、色んな大切なメッセージが込められてますので、是非それを受け止めていただければと思います」
桜庭 「篠原夏希をやらせていただきました桜庭ななみです。浴衣を着ている方が沢山いらっしゃってすごくびっくりです。私も完成したサマーウォーズを先日見たんですけど、最後のエンドロールに本当に沢山のスタッフの名前が流れるんです。その中の夏希の声という大切な役をさせていただくことができて、すごく嬉しかったです。一生懸命頑張ったので、皆さんにそれが伝わると嬉しいです」
富司 「皆様お暑い中ようこそ、有難うございます。陣内栄という90才のおばあちゃまの役をさせていただきました。初めて自分の声を動画に入れていくのですごく戸惑ったんですけれども、若い人達に支えられました。ストーリーも絵もすべてがパーフェクトで、こんな素晴らしい映画に参加させていただいたことを感謝しております。今日は十分に楽しんでいただけると思います」
細田 「本当に暑い中来てくださってありがとうございます。サマーウォーズは前作から3年かかりました。先日スタッフとともに初号試写を迎えまして、非常に手応えを感じました。スタッフ・キャストのみんなが家族のように力を少しずつ出し合って一つの事をなしとげる、映画の内容と我々自身が重なるような、そんな感慨がありました。今日は完成披露試写ということで、皆さんに初めて見ていただける機会です。長時間、1時間54分4秒8コマの、最後の一コマまで是非楽しんで下さい」
- まずは神木さん、この春から高校生になられたんですよね。主人公の健二も同じ高校生ということで、役作りはどうでしたか?
神木 「健二君という男の子は、あんまり目立たない普通の男の子なんですよ。演じるに当たって、そこをどう上手く表現できるのかをすごく考えました。その結果、自分自身を参考にしようと思ったんです。どんな人もそれぞれ普通な面を持っているから、自分が持つ普通な所を健二君に生かそうと思いました。映画の中で、ご親戚の大勢に対しては恐縮して話しているんですけど、同級生と話すときには気軽に気を遣わないで話してる。そういう違いを出しているので、そういったところを見ていただきたいなと思います。
最初はななみ先輩、僕はそう呼んでいるんですけど、ななみ先輩とはお互い緊張していたんです。撮影2日目あたりから、だんだんうち解けてきて話をしてみると、ちょっと天然な部分もあるのかな、と思いました。でもそこが凄く会話していて楽しかったし、現場では癒しキャラなポジションでした。
声優のお仕事では、一人で声をあてたことしかなかったんですが、今回は出演者全員集まって一斉に声をあてることをしたんです。僕自身は大勢で声を録るのが初めてだったので、とても緊張しました。でもアットホームな雰囲気で、現場も暖かい感じでしたし、家族みたいなそういうものが映画の中でもリアルに表現されていると思います」
- 桜庭さんは今回アフレコに初挑戦でしたが、いかがでしたか?
桜庭 「初めてだったので、本当に何もわからなくて。どのマイクの前に立てばいいのか、どのくらいの距離で話せばいいのかもわからなかったです。絵の中の口の動きに合わせるのが難しかったです。でも周りの方が本当に優しくて、大丈夫っていってくれたり、どうやったら上手くいくか教えてくださったので、本当に楽しい現場でした」
- 大先輩の富司さんもいらっしゃいましたが、何がアドバイスを頂いたりしましたか?
桜庭 「近くでお芝居を見させてもらったので、本当に勉強になりました。私の好きなシーンの一つに、おばあちゃんが手紙を読む所があるんです。そこはやっぱり富司さんの声が素敵だから大好きなんだと思います。近くで見ることができて本当に嬉しかったです、ありがとうございました」
- 富司さんは神木さんとのやりとりも随分多かったと思いますが
富司 「私は自分が出演した映画のアフレコは慣れておりますけど、アニメのおばあちゃんに魂を入れて口を合わさなきゃいけないというのがとても難しかったんです。神木さんや桜庭さんはいとも簡単に易々となさるので、圧倒されました。この仕事を引き受けるべきか最初は迷ったんですけど、監督に大丈夫ですからと励まされてお受けしたんです。本当に若い人達に支えられて、楽しく仕事をさせていただきました」
- 息子さんの尾上菊之助さんからアドバイスを頂いたとか
富司 「息子は『ナルニア国物語』の王子の役をさせていただいたんです。とても苦労して難しかったと最初に言われてましたので、自分で出来るのか心配でした」
- 特に今回90才のおばあちゃんの役ということで、難しかったのでは?
富司 「そうですね、武家の血を引くすごく気骨のあるおばあちゃんなので、その精神を伝えようって思いました。声のトーンは少し落としましたけど、90才とあまり意識しないでやらせていただきました」
- 最後に監督にお聞きしたいのですが、キャスティングはかなり悩まれたのか、ずばっと決められたのかどちらだったでしょうか
細田 「今回も前作に引き続き、ほぼオーディションで決めています。キャスティングを考えるときにいつも思うのは、映画の中のキャラクターと実際の俳優さんの人間性が一致する方がいいな、と思うんですね。アニメーションって絵で描かれた架空の世界なんですが、その中でもウソをつかないで人物に魂を込めることが必要だと思います。そういった意味では神木くんと桜庭さんは、会った瞬間に健二だ、夏希だ、と思うような感じでした。神木くんは天才的な俳優さんなのに、同時にものすごい謙虚で、それが健二と通じるような気がします。桜庭さんの夏希も、美少女なだけじゃなくて素朴な魅力をそのまま持っている。桜庭さんそのものが夏希だなと思いました。
栄役の富司さんですが、背筋がピシっとした凛としたおばあちゃん役ということで、富司さんにやっていただきたいと最初から思っていたんです。ところが90才の役ということで、ずっとお若い富司さんにお願いするのは失礼じゃないかとか、そもそもアニメ映画に出演していただけるのだろうかとか、凄く不安だったんです。引き受けてくださって、映画を作るなかで本当に幸せなことってあるんだなと思いました。実際アフレコの中で、富司さんの人間性が栄というキャラクターに乗り移っているんじゃないかと思いました」
- 夏の映画といえば、各映画会社がエース級の作品をぶつけてきます。その中で勝ち抜いていく意気込みはいかがですか
細田 「夏というと大作映画ばかりで大変なんですね。実はここに甲冑隊に来ていただいているんですが、上田市にある真田家というのは小さな戦力しか持たない戦国武将だったんだけど、徳川の大軍に対抗して決して負けなかった。しかも2度も負けなかったんです。そういった大きなモノに屈しないで、堂々と渡り合うという精神を、この映画の中に引き継いでいる気がします。夏の映画の闘いも、真田家の精神で勝ち抜きたいと思っています」
ここで、みなさんが書いてきた短冊を読み上げて発表。
監督のはこのエントリーの3枚目の写真のですね。
↑短冊を笹につけてるとこ。これはバルト9のエントランスに飾られます。
上映の直前、お客さんにも協力してもらって写真撮影。
配られたうちわを振って頂きました。
こんな風に取材の人たちは鈴なり。
あ、声優博士を発見w
この後、本編の上映がスタート。
やっぱり大きいスクリーンでみると印象が違います。
お客さんの反応ですが、笑い声なども上がっていましたね。
ちょっと安心しました。
↑は上映終了後のロビー。
↑こんな風に、見た後の感想を話してもらって、ビデオで撮影していた。
どんな風に使われるんだろう…
上映終了後、バルト9のスタッフ用通路にて。
浴衣から普段着にもどっている監督。
みなさまおつかれさまでした!
これはこの日配られたうちわ、なんか好評だったみたいです。
こちらはバルト9のエントランス。
試写会も終わり、だいぶ落ち着いてきました。
のぼりや短冊はここに飾ってあります。
バルト9にいったら詳しく見てみてください
とにかく完成披露に来て下さったみなさま、ありがとうございます!
全国のシネプレックスでもこの日試写会があったので、たぶん全国で数千人は見たんじゃないかな。
ネットでも試写会の感想が、これから上がってきそうですね。